好きな仕事は辛くないという幻想

どうも、おのさとです。

最近少しずつ仕事が楽しくなってきました。

その理由はいくつかあります。

まず１つは仕事の全体像がかすかに認識できるようになったこと。

これまでは上司にやれと言われたことの必要性がわからず、「これやる意味あんの？」とつねに斜めから見ていました。

しかし3ヶ月も経つとかなりぼやーーだとしてはいますが、全体像が見えてきたおかげで「たぶんこれはこういう意味があるんだろう」と自分なりに解釈できるようになりました。そうするとこの仕事の目的を達成するためにもっとここをこうしたほうがいいんじゃないか？というような自分なりの創意工夫を施す余地が出てきました。

不思議なもんで自分なりに考えて取り組めるようになると、自分の仮説が正しかった時は「ほらね！見てみい！」となるし、間違っていても「あーそういうことか。なるほどな」となるのでどちらにせよ成長した気になれます。

成長を実感できるとやっぱり楽しい。RPGのレベル上げの感覚です。

このことから、やっぱり言われたことをただやるんではなく多少無理をしてでも自分ゴトとして動けるようになると深くまで見えるようになって成長を実感できるのだと思います。

最低3年は辞めるな！という人の気持ちもわからんではなくなりました。3年やればその仕事の全体像はかなり明確に把握できるようになるし、目的意識を持って取り組めるようになるから楽しめる可能性も増えるぞ！ってことかなあと。

もう一つはどうせミスっても死にはしないしなんならミスさせた上司のせいでしょっていうクソみたいな開き直りができるようになったことです。

私、一度メールでかなりの口調で怒られたんです。その時たしかに相当ムカついたんですけど、謝りゃいいんだろと開き直ってとにかく謝り倒したら向こうも罪悪感を感じたのか、そのあとかなりフォローしてくれたんですよね。

雑に言えば怒られても謝りゃ済むということを知ってしまいました笑

もちろん、私はミスすること自体がすごく嫌いなので一度やったミスは二度としないようにと心がけてはいますが、もし二度目やってもまあ平謝りすりゃいいやってなりました。

上司の教え方にも問題があるからな！と思うと不思議となんも謝罪の意識なくても謝れるようになるんですね笑 たぶん責任感が生まれてないからそうなると思うんですけどね。

この考えたのいいところは逆に思い切ったことができることですね。基本新入社員って何事も上司の承認がないと仕事ができないと思うんですけど、なんか言われたら謝ろって思うと「これはスピードが大事じゃないか？」と思ったことは許可なくやって事後報告してもええわってなるんですね。上司の目ばっかり気にしてるとできないことができるようになるとその分怒られる可能性も増えますが褒められる可能性も増えるんじゃね？と思っています。

最後のひとつは辛くない仕事なんてないと考え方をシフトできたこと。

今まで仕事が嫌だった大きな原因は「こんなことをやりたいわけじゃない。もっと好きな仕事をやりたいのに！」と思いながら職場にむかっていたからなんですよね。

でもよくよく考えてみると、私がこれは好きだ！と思うことでもやっぱり苦しい時は苦しいんですよね。好きなことをやるためには嫌いなことをやらなきゃいけない時だったあるし、好きなことだとそのことばかり考えて休息できなかったりしましたもん。

だからもし今好きなことできるよーって言われても何か理由をつけて辛いサボりたいって思っちゃうと思うんです。

だったら今の状況は逆にラッキーじゃないかと。全く興味もないし知識もないことにお金をもらいながら飛び込ませてもらえたんです。自分だけの意思で生きてたらこういう展開にはならなかった。逆に考えるとこれってものすごくラッキーなことなんじゃないかと思えるようになりました。

しかも、今の仕事は私が最終的にやりたいと思ってることとはかなり遠くの位置にある仕事なので、実際に好きなことやれるよと言われた時に全くの異分野の知識を取り入れることができて差別化につながるんじゃねーか？とおもっております。

大企業に入った以上希望通りにいかないことの方が多いんだから、予想もつかない波を乗りこなしていくのも結構楽しそうじゃないですか。

こういうポジな気分のうちに一気に集中していろんなものを取り込んでいきたいなと考えてます。

もし来年の新入社員の方。全くの希望でない配属となってしまったとしても勢いだけで辞めるのはもったいないんじゃない？

その勢い使って、荒波を乗りこなすことも考えてみたらまた景色が広がるんじゃないかと思ってます。

今日はここら辺で。今日は結構ストイックな投稿になりましたがこういう熱い私もいいてよくない？て゛は、は゛いは゛い！